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品質評価ガイドラインとは?WEBマスター向けガイドラインとの違いも解説!

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サイト運営でSEO対策をしていると、E-A-TやYMYLなどのGoogleの造語を目にする機会も増えるかと思います。そして、E-A-TやYMYLの解説には「品質評価ガイドライン」という言葉が必ずと言っていいほどついてまわります。今回は、「品質評価ガイドライン」とは何か気になっている人に向け、「WEBマスター向けガイドライン」との違いや品質評価ガイドラインにはどのようなことが書かれているのか解説していきます。

品質評価ガイドラインとは?WEBマスター向けガイドラインとの違いは?


2つのガイドラインの違いを簡潔に述べると、対象と目的が異なります。「WEBマスター向けガイドライン」はサイト運営者のためのガイドライン」で、「品質評価ガイドライン」は、ページ評価者の評価のためのガイドラインです。
WEBマスター向けガイドライン」は、サイト運営者にサイトの順位を上げるためにはどうしたらいいのか、最低限しなければならないことやしてはいけないことを伝えるためのものであり、一方で「品質評価ガイドライン」はGoogleが日々行なっている検索機能の改善が上手くいっているか、その検証手段の1つである品質評価テストでガイドラインとして使用されます。それぞれの詳細を解説していきます。

WEBマスター向けガイドラインについて

まずWEBマスター向けガイドラインについてです。「一般的なガイドライン」「品質に関するガイドライン」の2つのパートに別れており、サイト運営を始めたばかりの人に向け、それぞれ基本的なことが述べられています。

WEBマスター向けガイドライン、「一般的なガイドライン」パート

「一般的なガイドライン」パートでは、主にGoogleのプログラムにとってされていた方がいいことと、ユーザーのために配慮した方がいいことが記載されています。
Googleがページを検出するためにした方がいいこと
検索順位を上げるためには、そもそもGoogleにページの認識をしてもらわなければなりません。そのためには、クローラーであるGooglebotがページをクローリングし、インデックスする必要があります。内部リンクを設置すること、サイトマップを用意すること、1ページ内にリンクを過剰に設置しないことなどGooglebotがクロールしやすいサイトにするための基本的なことが記載されています。
クローラーとインデックスの違いは?クロールしやすいとはどういうこと?というような根本に部分については述べられていないので、弊社で解説している<クロールについて>の記事を参考にしてください。

Googleがよりコンテンツを理解するためにした方がいいこと
次の項では、クローラーがページの内容をより理解できるように、タイトルには< titile>要素を使用する、広告リンクには広告であることを表すrel=”sponsored”を使用するなどの基本的なことが記載されています。
こちらについても、<クローラーの解説記事>で、クローラーの働きや、なぜ重要なのか、クローラーがコンテンツを理解するためにどのようなことに気をつけたらいいのか、弊社で詳しく解説しています。
ユーザーにとってページが利用しやすいようにした方がいいこと
この項では、リンクはエラーになっていないか?スマホやPCなどあらゆる端末で見やすいように配慮されているか?HTTPSを使用して安全にアクセスできるようになっているか?視覚障害のユーザーなどにも利用しやすいページになっているか?などユーザーが利用しやすいページにするために気をつけた方がいいことが挙げられています。
こちらもガイドラインでは詳しい解説はされていないので、弊社で解説している記事を参考にしてください。
・ユーザーにとって使用しやすいサイトとは?<ユーザビリティの解説
・スマートフォンも考慮したサイトとは?<スマートフォンの最適化解説
・モバイルフレンドリーなサイトになっているかチェック!<モバイルフレンドリー解説

WEBマスター向けガイドライン、「品質に関するガイドライン」パート

品質に関するガイドライン」パートでは、一般的な偽装行為や不正行為など明確な“してはいけないこと”が書かれています。
Googleは基本方針として、SEOを意識するのではなく、ユーザーの利便性を追求すること、ユーザーを騙すことはしてはいけない、独自の魅力で他サイトとの差別化を図ることなどを掲げています。その上で、してはいけない行為について、クローキングや不正なリダイレクトなど具体的な行為を挙げています。これらは、してしまうと悪徳なスパム行為として見なされペナルティの対象になってしまう可能性もあるので注意しましょう。

(画像:Google ウェブマスター向けガイドラインより)

これらスパム行為については、こちらの記事で詳しく解説しています。
スパム行為の解説

品質評価ガイドラインについて

「品質評価ガイドライン」は、高品質とは何かが評価者向けに書かれています。
Googleは有益で関連性の高い情報をユーザーに提供することを常に目指し、検索に変更を加えています。その検証の一部として、外部の検索評価者と協力した検索品質テストがあります。
評価者がインターネット上のすべてのサイトに評価ができるわけではないことや、万が一適切な評価が行われなかった場合などの観点から、Googleはその評価が検索順位に直接影響することはないとしています。ただ、直接の影響を否定しているだけであり、ガイドラインを一般公開しているということはサイト運営者に向けた一種の啓蒙活動とも取れるので、ここで示されている高評価の指標は、順位付けの際に加味されることが予想されます。
そのため、サイトを運営する皆さまにとっては高品質なページ作りの考え方を学ぶ上で役に立ちます。
ただpdfで100ページを超えるものなので、この記事では主なパート3つ
・ページのクオリテティ評価ついて
・モバイルユーザーのニーズ理解について
・ニーズメット評価について
について分かり易く要点を説明していきます。

品質評価ガイドライン、ページのクオリテティ評価ついて

品質評価ではLowest、Low、Medium、HighそしてHighestという評価がされます。その際Highestとなるような高品質なコンテンツとはどのような特徴があるのでしょうか?それは“ページ及びウェブサイトがそのページのトピックに対して専門的、権威があり、そして信頼に値すること(E-A-Tを満たすこと)”とされています。

E-A-T

E-A-TとはExpertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)の頭文字をとった造語です。そのページが高品質か評価するときには、
Expertise(専門性)…あるジャンルやトピックについて多角的に一定量のボリュームの情報をユーザーに提供するページまたはサイトである
Authoritativeness(権威性)…ページの著者やサイトの運営者が対象のジャンルにおいて受賞歴があったり、国家期間であったりと、その発言に影響力が認められる
Trustworthiness(信頼性)…サイトの運営者情報が開示されている、安全性が認められているなどユーザーが安心してそのページを利用できる
といったことが判断指標の1つとなります。
E-A-Tの具体例や向上方法はこちらの記事を参考にしてください。
E-A-Tとは

YMYL

YMYLもE-A-T同様にGoogleの造語で「Your Money Your Life」の頭文字をとったものです。サイトの特定ジャンルを意味します。「Your Money Your Life」すなわち「ユーザーのお金や人生」に関わるような法律や医療などのジャンルです。これらのジャンルについては特にE-A-Tが重視される傾向にあります。
YMYLの詳しい経緯や詳細ジャンルについてはこちらの記事をご覧ください。
<YMYLとは>
・ウェブサイトがそのページのトピックに対して十分な評判があること
・サイト運営者に関する情報、コンタクト情報、カスタマーサービスに関する情報等十分な量のウェブサイト情報
・ページやウェブサイトにおいて満足なユーザー体験に貢献するサブコンテンツがあること
・ユーザーが簡単にメインコンテンツに集中することができ、望めばサブコンテンツを利用することができるようにデザインされた機能的なページ
・十分に手を掛けられ、メンテナンスされているウェブサイト
などがチェックされます。

品質評価ガイドライン、モバイルユーザーのニーズ理解について

次にパート2で述べられている「モバイルユーザーのニーズ理解について」です。
近年はPCよりもスマホの普及率が高いことや、その手軽さから検索への利用者が多いことなど、モバイルユーザー(スマホユーザー)の利便性を担保することもGoogleにとっては重要な品質評価となります。
・データを入力することがわずらわしいかもしれません
スマホの画面は小さく、PCのキーボードと比較して、多くの情報を打ち込むことには適していません。
・小さなスクリーン
PCやタブレットに比べスマホの画面は小さいです。文字の大きさやメニューの配置などスマホの小さな画面から見やすく分かりやすいコンテンツとなっているかがポイントです。
リンクが小さすぎたり、横幅がスマホ用に調整されておらず左から右にスクロールしないとページが読めないサイトなどはユーザーにとって不便なサイトとして低品質な評価となる可能性があります。
・インターネット回線が遅く不安定
スマホは、その持ち歩きの手軽さも大きな魅力ですが、その分外出先からのインターネット利用など改善が不安定な場合も多いので、それらを考慮する必要があります。
スマホサイトの最適化>についてはこちらの記事で解説しています。

品質評価ガイドライン、ニーズメット評価について

ニーズメットとは、検索結果がユーザーの意図したものかどうかという評価です。
Fully Meet…クエリとユーザーのニーズが明確で、ユーザーに再検索の必要がない状態です。
Highly Meet…検索クエリに対する検索結果に満足度が高いものです。コンテンツとしてクオリティの高いものや、権威的なもの、最新のトピックなどが当たります。
例えば、「子供 リュック」の検索クエリに対し、幼児から小学生など多様な年齢層の子供用リュックを製作している老舗の会社ページが表示された場合などが当てはまります。

Moderately Meet…多くのユーザーにとって有益で、何人かにとっては非常に有益な検索結果の場合です。Highly Meetの情報に比べ、最新ではなかったり、権威性は低いですが、明らかにロークオリティだったり、古い、正確でない場合はModerately Meetには当たりません。Moderately Meetは一般的には平均より良い検索結果に当たります。

Slightly Meet…高い評価を得るには具体的すぎたり、逆に幅広すぎたりする場合や古すぎる場合に当たります。
(例)「ブリトニースピアーズ」という検索結果に対し、2006年の「ブリトニースピアーズの離婚に関す記事」ページが表示されている場合。ユーザーの中には離婚の経緯について興味を持っている可能性もありますが、「ブリトニースピアーズ」という検索クエリに対しては具体的すぎるため、生年月日や代表曲、経歴などをまとめた網羅性を持ったページの方が検索意図に一致していると判断される可能性が高いです。

Fails to Meet…ほとんど誰にも有益ではなく満足させる結果でない場合が当たります。
クエリに無関係で、事実の信頼性がなく、ユーザーが再検索しなければならないような検索結果です。また、とても古い情報や、モバイルデバイスからは、ほとんど表示不可能というようなページも対象となります。
例えば、「ドイツ 車」に対し、日本の車の会社スバルのホームページが表示されている場合は、ユーザーの検索意図に全く一致していません。

ニーズメットとEAT

ニーズメットは検索クエリの意図に沿っているかという評価なので、例えE-A-Tで高評価の場合でもニーズメットという視点ではよくない場合もあります。
例えば、「東京 天気」というようなユーザーの検索クエリに対し、「国が発表した東京の1年間の天気を分析した論文ページ」はE-A-Tの視点から見れば、国という権威性や信頼性、東京の天気に関する専門的な研究の情報が載っているページですから、その専門性はとても高いものになるでしょう。ただ、ニーズメットという視点で見ると、この場合ユーザーは今の東京の天気を簡易的に知りたい可能性が高いので、膨大な情報量を持った研究結果の論文ページはユーザー意図にはそぐわないと判断される可能性が高いです。

まとめ

「ウェブマスター向けガイドライン」と「品質評価ガイドライン」について解説しました。
目的や対象が異なる両ガイドラインですが、Googleの伝えたいことは「ユーザーの利便性を追求したサイトこそが上位表示されるべき・高品質評価されるべきサイトである。」というところに帰結するのではないでしょうか?
一口にユーザーの利便性といっても、ユーザーの悩みは何か?ユーザーはどんなキーワードで検索してくるか?ユーザーが使用するデバイスからページは見やすいのか?など色々なことを考慮してサイト運営をしていかなければなりませんね。
複雑化するサイト運営にお悩みの際は、SEOの専門家SEO STYLEにご相談ください!
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